建築・都市・人類学研究会#07 監視する/される住まい

建築・都市・人類学研究会#07 監視する/される住まい

建築・都市・人類学研究会#07

【監視する/される住まい:ジャカルタにおける婚前同棲タブーと住宅選択】

●講師:久納源太(人間文化研究機構・人間文化研究創発センター研究員)

●日時:2026年4月13日(月) 18:00〜19:30

●会場:京都大学(吉田南構内)*総合人間学部棟 1104室*

●申込みフォーム https://forms.gle/i6qL25nnVWoDCbdt9

アパートの監視カメラは誰を見ているのか。まず思い浮かぶ答えは、泥棒や不審者だろう。しかし、ジャカルタでパートナーと同居する未婚カップルにとって、その答えは必ずしも自明ではない。婚前同棲が長らくタブー視されてきたインドネシアでは、晒し上げや家族による連れ戻しのリスクの下で同棲が実践される。ジャカルタでは、同棲しやすいアパートほど防犯設備が強化される傾向にある。自由に見える空間ほど監視と防御の壁が厚くなるという隠れたコードがアパート市場を分節化してきた。本発表では、コミュニティ、国家、当事者のまなざしが交錯する領域として、同棲という居住のあり方を考えてみたい。